JBサービスがAGCセラミックスと業務提携 高温溶融金属を精密に鋳造可能な鋳型材料を造形できる3Dプリンターの販売・保守を提供

2017年3月8日
JBサービス株式会社
JBCCホールディングス株式会社

JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司)の事業会社であるJBサービス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三星義明、以下JBサービス)は、AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)のグループ会社であるAGCセラミックス株式会社(本社:東京、社長:島尾明伸)と業務提携を行い、AGCセラミックスと小松鋳型製作所(本社:石川県小松市 代表取締役:井家洋)が開発した3Dプリンター造形用の鋳型材料「Brightorb™(ブライトーブ)」が造形できる3Dプリンターを販売、メンテナンス業務を行うことを発表します。

近年、鋳型製造においても、大幅な工期短縮・製造費用削減ができることから、3Dプリンターが急速に普及しています。

AGCセラミックスと小松鋳型製作所が開発した、AGCセラミックスの独自の人工砂を原料とする鋳型材料「Brightorb™」は、いままで3Dプリンターでは実現困難だった1600℃を越える高温の溶融金属を鋳造しても高い寸法精度と造形強度が保たれ、ステンレス鋼・鋳鋼などの高温溶融金属を精密に鋳造できる鋳型材料として、幅広く産業用途で使うことが可能です。また、再生可能な人工砂を原料としているため、廃棄物削減にも寄与します。

JBサービスは、AGCセラミックスと業務提携し、JBサービスが取り扱う3Dプリンターで「Brightorb™」がマテリアルとして利用できるよう、初期設定及びメンテナンス業務を行います。AGCセラミックスは鋳型造形に関する技術アドバイスを担当します。

JBサービスは、これまでの3Dプリンター販売、メンテナンス実績のノウハウを活かし、取り扱う3Dプリンターに関するビジネスを2020年までに15億円を目指します。

Brightorb™

Brightorb™を用いた鋳型

Brightobtm.png Brightorb™を用いた鋳型

* 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。


【報道関係の皆様】

JBCCホールディングス株式会社 広報(松尾/村松)
 Tel: 03-5714-5177  e-mail:jb_info@web.jbcc.co.jp

【お客様】

JBサービス株式会社 3D事業 3D営業推進(鈴木/長谷川)
 Tel: 03-6380-4700  e-mail: jbs_info@jbsvc.co.jp

<ご参考>

JBサービス株式会社(本社:東京、代表取締役社長:三星義明)

長年のITサービスで培ったノウハウを活かし、3Dプリンターを中心とした3Dトータルサポートを提供しています。2009年から3Dプリンターの設置サービス及び保守サービスを開始し、全国約350社のお客様に保守サービスを提供。導入後に安心して利用いただくために、お客様に最適な機種選定から、運用・保守までワンストップでサポートしています。また、セキュリティ対策サービスを強化し、医療分野、IoT分野など、新たなビジネスの創出にも取り組んでいます。詳しくは、https://www.jbsvc.co.jp/をご覧ください。

AGCセラミックス株式会社(本社:東京、社長:島尾明伸)

産業炉用のセラミックス素材を中心に、ガラスエンジニアリング事業分野、環境・エネルギー事業分野において、製造・開発・エンジニアリング技術を活かした製品・サービスを提供しています。様々な省エネ化提案により、環境負荷低減に貢献しています。資本金35億円、旭硝子100%出資。従業員230名。詳しくは、http://www.agcc.jp/をご覧ください。

小松鋳型製作所(本社:石川県、社長:井家洋)

鋳物用中子の専門メーカーとして実績を重ね、主に鋳造モデルの製作を行っています。近年は、3次元粉体積層造形機を導入して、「ダイレクト鋳造鋳型」および「各種鋳造品」の開発・製造にも取り組んでいます。資本金9百万円、従業員13名。詳しくは、http://www.k-igata.co.jp/をご覧ください。

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