【2026年EOS対応】FortiGate 60E/80E/100Eのサポート終了と後継機種リプレースガイド

FortiGate Eシリーズの人気モデルである60E、80E、100Eは、2026年にサポート終了を迎えます。サポート終了後は、Fortinet社による技術サポートが受けられなくなり、故障時の機器交換ができなくなるなど、ファイアウォールの安定稼働に大きな影響が出る可能性があります。

この記事では、各モデルのサポート終了日、後継機の選定ポイント、リプレース時の注意点をわかりやすく解説します。本記事に掲載していないFortinet社製品のサポート終了日情報についてはこちらの記事 でご紹介しています。あわせてご確認ください。

FortiGate Eシリーズのサポート終了日

FortiGate Eシリーズの中でも特に普及しているモデル「60E」「80E」「100E」は、2026年にサポート終了（EOS）を迎える予定です。

お持ちのFortiGateのモデル確認方法

もし実機でFortiGateをすぐに確認できる環境があれば、機器の正面に「FortiGate 100E」などのモデル名が表示されているか確認できます。 また、管理画面（GUI）でもモデル名の確認が可能です。まずはお使いの機種を確認し、サポート終了の対象かどうかをチェックしましょう。

いずれのモデルも、2026年中にサポート終了を迎える予定です。サポート終了日が近づくとリプレースのニーズが集中し、機器の納期が遅れることでリプレース計画に影響が出る可能性があります。今のうちから計画的に切り替え準備を進め、後継機種の選定や在庫確保を検討しましょう。

サポート終了日を迎えると起こるリスク

サポート終了日を迎えると、Fortinet社による技術サポートが受けられなくなり、故障時の機器交換もできなくなります。その結果、ファイアウォールの安定稼働に大きな影響が出る可能性があります。

また、FortiGateには専用OSである「FortiOS」が搭載されており、各バージョンにもサポート終了日が設定されています。機種ごとに対応可能なFortiOSのバージョンが異なるため、使用中のFortiOSがサポート対象かどうかを確認することも重要です。

FortiOSのサポートが終了すると生じるリスクもあるため、FortiGateのサポート終了日および稼働可能なFortiOSとそのサポート終了日をそれぞれ確認し備えるようにしましょう。詳細は「【注意喚起】FortiOS 7以前をご利用の方へ｜サポート終了（EOS）とリスク・対策まとめ 」で紹介しています。

FortiGate Eシリーズの後継モデル候補

FortiGate Eシリーズの後継モデルは「Fシリーズ」です。FシリーズはEシリーズと比べて、性能や機能面で大幅に強化されています。以下に推奨される後継モデルを紹介しますが、構成やトラフィック量など、お客様の利用環境によって最適な機種は異なります。そのため、現状のネットワーク環境に合わせた設計・選定が重要です。

リプレースを進める際の注意点

FortiGateのリプレースでは、以下の点を事前に確認しておくとスムーズです。

• 現行設定（ポリシー・VPN・ルーティングなど）の引き継ぎ可否（後継機種への適用可否）
• FortiOSバージョンの互換性とマイグレーション手順
• ライセンス更新とサポート契約の重複期間調整（リプレース計画と同期）
• 新機種（後継機）での事前検証・テスト

リプレース相談はＪＢサービス株式会社まで（他社購入分もOK）

2026年にサポート終了を迎えるFortiGate機種の中でも、特に注意が必要なモデルをご紹介しました。以下のようなお悩みをお持ちの方は、ぜひＪＢサービス株式会社にご相談ください。

• どの後継機種を選べばよいかわからない
• 後継機の選定や設定移行に不安がある
• 導入時の購入先や設定した会社がわからず、相談先に困っている　など

2026年EOS対応は、今が最適なタイミングです。FortiGateの更新（リプレース）のご相談はＪＢサービス株式会社までお気軽にお問い合わせください。

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