Microsoft 365(Office 365)とOffice 2021の違いとは? Microsoft 365の7つのメリット

更新日 : 2023年10月02日

Microsoft 365(Office 365)とOffice 2021の違いとは? Microsoft 365の7つのメリット

Office 2019は、2023年10月にサポートが終了します。そろそろアップグレード検討が必要という組織も多いのではないでしょうか?

その際、必ず検討対象に挙がるのが Microsoft365(Office 365)とOffice 2021。「いったいどちらが自社に良いのか?」とお悩みになるかと思います。

本コラムでは、できるだけ管理者の視点で両者を比較し「Microsoft 365にどんなメリットがあるのか?」をご紹介します。

Office製品のスマートフォン対応、ファイル管理やアクセス制限といったセキュリティ対策にも少し触れていますので、パッケージ版からの切り替えをご検討中の方は是非ご一読ください。

大きな違いは支払い方式

Microsoft 365とOffice 2021の大きな違いは、その支払い方式にあります。

Microsoft 365はサブスクリプション型で、月々の使用料を支払っている間は使用できる方式です。Office 2021は買い切り型で、従来のOfficeと同じで使用権を一括で購入する方式です。

利用料金の差は?

法人メールとOfficeアプリケーション、チーム用のコミュニケーションツールの揃ったMicrosoft 365 Business Standardの場合、月額2,390円(年間サブスクリプション)※1、1年で28,680円※1です。一方、Office 2021の場合はビジネス向けのOffice Professional 2021で買い切りで59,804円※1です。

単純な料金比較では、約2年の利用で同額となります。それ以上使用する場合にはOffice 2021が安くなります。

Microsoft 365の7つのメリット

単純に料金比較の観点で考えると、「Office 2021を購入するほうがお得なのでは?」と考えがちです。しかし、トータルで考えるとMicrosoft 365の方がメリットが多いと言えます。

今回は代表的なメリット7点をご紹介します。

1.サブスクリプション型によるメリット

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Office 2021をアップグレードする際は、「(ライセンス料金)×(利用する社員数)」と一括してまとまったお金を支払う必要があります。

対してMicrosoft 365はサブスクリプション型なので、支払いは月々、年間と選ぶことができます。初期投資を抑えられるため、社内稟議なども通しやすいという点が魅力的です。

また、買い切り方の場合は「設備投資費(CAPEX)」扱いになりますが、サブスクリプション型は「運用費(OPEX)」として扱える可能性があることも覚えていただきたい点の一つです。

さらに、従業員の増減に対応可能であることもメリットの一つです。Micorosoft 365は企業で利用する人の分を購入すればいいので、社員の増減にも柔軟に対応できます。また、年間契約していても、場合によっては一か月分の違約金を支払う等で解約が可能です。

2.アップデートへの対応メリット

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新しいバージョンへの対応

Office製品は、約3年ごとに新しいバージョンが発売されています。Microsoft 365の場合は常に最新バージョンを追加料金無しで利用できます。Microsoft 365は、細かいプログラムの修正も自動的に行われるので、管理者が細かいバージョンアップに気を配る必要もありません。

しかしOffice 2021の場合は大体3年ごとにリリースされる新しいバージョンを利用したい場合、新たにライセンスを購入する必要があります。更に、Office 2021の場合メインストリームサポートが5年、その後、延長サポートが2年の計7年でサポートが終了する点にも注意が必要です。延長サポート期間は、新機能の追加がなし、バグの修正もなし、セキュリティーの修正のみの予定です。

バージョンのアップデートも管理可能

社内のセキュリティ管理の都合上「勝手に最新にバージョンアップされるのは困る」という方も多いと思います。Microsoft 365では管理者が利用者の更新タイミングとバージョンを指定することができるため問題ありません。また、社内のファイルサーバーから更新プログラムを取得するように設定することもできます。

3.ライセンス1台で利用できるクライアント数の違い

o365_16.jpg Microsoft 365は1つのライセンスでWindows PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどにフル機能のOfficeアプリを5台までインストール可能(使用可能ユーザーは1人)です。


一方、Office 2021はWindows PCのみの対応で2台までです。また、Office搭載済みのパソコンを購入した場合は基本的に1台のみとなります。


複数の端末(特にタブレットやスマートフォン)を利用したい場合はMicorsoft 365がオススメです。

4.対応OSの違い

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Windows PCで利用する場合、対応OSに注意が必要です。Office 2021はWindows11、Windows 10のみの対応です。

対して、Microsoft 365はWindows 11、Windows 10、Windows 8.1、Windows Server 2019、Windows Server 2016などのOSに対応しています。※2

5.利用可能なサービスの違い

o365_18.jpg Microsoft 365にはOffice 2021にはない機能があります。

例えば、Microsoft 365 Business Premiumでは、チャット、会議、音声通話、共有可能なアドレス帳や予定表機能が利用できます。また、Word、Excel、PowerPointなどのOfficeファイルを共同編集も可能です。

6.クラウドサービスとして利用

o365_19.jpg Office 2021の場合、社内で共有するには社内設置型のサーバーが必要になります。

Microsoft 365はクラウドサービスであるため、サーバーの初期費用や毎月の保守運用費を削減することができます。また、クラウドストレージが1TB無料でついてくるので、作業データをストレスなく保存、共有することができます。

7.Microsoft Entra ID(旧称:Azure AD)の充実した機能も利用可能

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Microsoft Entra IDにはFree(無料)のエディションがありますが、Microsoft 365の一部プランではプレミアム機能の一部が利用できます。Microsoft Entra IDについて、詳しくはこちらをご覧ください。


具体的には、ファイル共有した資料の表示編集権限をグループごとに制限管理できたり、管理者側で他のユーザーのパスワードリセットを行えたりするといった機能が挙げられます。
またSLAといって、マイクロソフトが99.9%の稼働率を保証してくれる機能も追加されるので安心です。セキュリティ対策等の面でも、大変便利なオプション機能と言えます。

※1: 2022年10月時点で記載価格に消費税は含まれていません。価格は予告なく変更される場合があります。最新情報はMicrosoft公式ホームページをご確認ください

※2:2022年10月時点の情報で、予告なく変更される場合があります。最新情報はMicrosoft公式ホームページでご確認ください。

Microsoft 365導入や構築に関するご相談・お問い合わせ

Microsoft 365とOffice 2021の違いに着目してMicrosoft 365のメリットをご紹介いたしました。今回の記事でご紹介しきれなかったメリットやオプションもたくさんあります。

Microsoft 365はさまざまなプランが用意されています。各プランの違いについては、「Microsoft 365とは?メリットとプラン」をご覧ください。

JBサービス株式会社ではお客様の環境・ニーズ・ご予算にあわせた最適なセキュリティ環境の構築・運用をご支援します。Microsoft 365導入、構築会社をお探しであればお気軽にご相談ください。

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