
「Office 2021はいつまで使えるの?」 「サポート終了後はどうなる?」 「Microsoft 365へ移行すべき?」 とお考えの方も多いのではないでしょうか。 本記事では、Office 2021のサポート期限や終了後の影響、使い続けるリスク、おすすめの移行先について詳しく解説します。
- 【この記事で分かること】
-
- Office 2021のサポート期限
- Office 2021はいつまで使えるのか
- サポート終了後に起こる影響
- Office 2021を使い続けるリスク
- おすすめの移行先と選び方
Office 2021のサポート終了日はいつ?
Office 2021のサポート終了日は2026年10月13日です。サポート終了後もWordやExcelは利用できますが、セキュリティ更新プログラムや技術サポートは提供されなくなります。
そのため、業務で利用している場合はサポート終了前に移行計画を立てることをおすすめします。
Office 2021のサポート終了後に使い続けるとどうなる?
延長サポート終了を迎えると何が変わるのでしょうか。Microsoft社はユーザーに対して最新バージョンへの移行を促すとともに、下記のデメリットをアナウンスしています。
デメリット1:セキュリティのリスクが高まります

サポート終了に伴い、Microsoft社からバグの修正やセキュリティの修正プログラム、更新プログラムが提供されなくなります。これによって新たな脆弱性が発見される可能性が高まり、その脆弱性をついたサイバー攻撃の被害を受ける可能性があります。
サポート終了を迎えたOfficeのセキュリティリスクについては独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が注意喚起を行っています。Office 2010の情報にはなりますが、2019年にJVN iPediaに登録されたOffice 2010の脆弱性のうち55%が最も深刻度の高いレベル3と公表しています。
複数のMicrosoft社製品のサポート終了に伴う注意喚起(IPA)
Office 2010における2019年1月〜6月末までの脆弱性の深刻度別割合について
デメリット2:困ったときのサポートが受けられません

Microsoft社による電話やチャットのテクニカルサポートを受けることができなくなります。
また、Microsoft社が提供するオンラインヘルプコンテンツも削除されますので、新たな不具合が発生した際の支援を受けることが困難です。
Office 2024とMicrosoft 365の違い
Office 2021のサポート終了後は、買い切り版のOffice 2024またはサブスクリプション型のMicrosoft 365への移行が主な選択肢となります。まずはそれぞれの違いを確認してみましょう。
| 比較項目 | Office 2024 | Microsoft 365 |
|---|---|---|
| 購入形態 | 買い切り | サブスクリプション |
| サポート期間 | 2029年10月まで | 継続的に更新 |
| セキュリティ更新 | ○ | ○ |
| 機能アップデート | × | ○ |
| 最新版へのアップグレード | × | ○ |
| 共同編集 | △ | ○ |
| 複数端末での利用 | 1台 | PC・タブレット・スマートフォン各5台 |
| Microsoft Teams | × | ○(プランによる) |
| Copilot連携 | 限定的 | ○(別途Microsoft 365 Copilotライセンスが必要) |
| おすすめの利用形態 | 基本機能を長期間利用したい場合 | 常に最新機能とセキュリティを利用したい場合 |
Office 2024は買い切り型のため追加費用を抑えられる一方、新機能の追加はありません。一方、Microsoft 365は継続的な更新により最新機能やセキュリティ対策を利用できるほか、OneDriveやTeamsなどクラウドサービスとの連携も可能です。
Office 2021からの最適な移行は?
Officeの購入方法としては「永続ライセンス(買い切り型)」と「サブスクリプション型」に分かれますが、サブスクリプション型のMicrosoft 365(Office 365)への切り替えをおすすめします。Microsoft 365の4つのメリットは下記の通りです。
Microsoft 365がおすすめな企業
Microsoft 365は、セキュリティ対策や業務効率化を重視する企業に適しています。特に以下のような企業におすすめです。
- テレワークを導入している企業
- 複数拠点で業務を行う企業
- セキュリティ対策を強化したい企業
- Copilotの活用を検討している企業
Microsoft 365に切り替えるメリット
メリット1:最新機能が常に利用可能

常に最新バージョンを追加料金なしで各Officeアプリケーションが利用でき、細かいプログラムの修正も提供されます。
メリット2:インストール可能な端末台数が15台

Office 2021では、Windows(10または11)のPC1台または最新のmacOSバージョンのPCのいずれかにインストールできますが、Microsoft 365では、1つのライセンスで15台までインストール可能です。(PC5台、タブレット5台、スマートフォン5台)
メリット3:幅広い対応OSに対応

Office Home & Business 2021では、Windows 10またはWindows 11、macOSが必要ですが、Microsoft 365の場合、Windows 11・macOS以外に、Windows 11、Windows Server 2025などのOSもサポートされます。
メリット4:利用可能なアプリケーション、サービスの種類が豊富

プランによって機能は異なりますが、チャット、Web会議、音声通話、共有可能なアドレス帳、予定表、Officeファイルの共同編集などのサービスが利用可能です。
ライセンス費用を比較
利用年数やプランによってはMicrosoft 365の方が価格メリットがあるケースもあります。例えば、100名で利用する場合をシミュレーションしたところ、2年目までは価格メリットがあることがわかります。
例:100名で利用する場合
-
Microsoft 365 Apps for business
1年目:1,798,800円
2年目:1,798,800円2年目の差額
-
Office Home & Business 2024
1年目:4,398,000円
2年目:0円800,400円
※2026年7月時点のMicrosoft社の価格を基に算出しています。
※Microsoft 365 Apps for businessは月払い1,499円/1ユーザー×12ヶ月で計算。
※最新の価格はMicrosoft社ホームページ(Microsoft 365・Office Home & Business 2024)をご確認ください。
上記ケースの場合、ライセンス費用としては3年目から永続ライセンスよりもMicrosoft 365は高価にはなりますが、前述した通りセキュリティリスクの回避や永続ライセンスにはないさまざまな機能を利用できます。
Microsoft 365のプランについては「Microsoft 365とは?メリットとプラン」でもご紹介しています。
まとめ
今回はサポート終了を迎えるOffice 2021に関して、利用し続けることのデメリットと移行プランについてご紹介しました。サポート終了日を過ぎてから慌てることのないよう、今のうちから移行プランについてご検討することをおすすめします。
また、Microsoft 365のプランは多岐にわたります。Microsoft 365の導入・構築企業をお探しであれば、JBサービス株式会社までご相談下さい。
