テレワーク導入に必要な6つのプロセスとは?
更新日 : 2020年08月05日
テレワーク導入に必要な6つのプロセスとは?
本コラムでは、総務省作成「情報システム担当者のためのテレワーク導入手順書」をもとに、テレワーク導入に必要な6つのプロセスについてご紹介します。
目次 |
1.導入目的の確定 テレワーク導入の主な目的5つとは?
テレワーク導入の目的としては主に5つ挙げられます。
テレワーク導入によってどのようなメリットを得たいか、という視点で導入目的を考えるというのも1つの方法です。
①
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②
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③
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④
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⑤
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2.導入範囲の決定 3つのポイント
これからテレワークを導入する場合、対象者・対象業務・実施頻度を決める必要があります。全社一斉に実施するのではなく、できるところからトライアルを行い少しずつ対象範囲を広げていくことをお勧めします。
①対象者の決定トライアルする部署を選定し、効果検証を行った上で徐々に対象部門・対象者数を拡大していきます。 ①業務単位で選定職種単位ではなく仕事の中でテレワークでもできる業務はなにか、業務単位で選定を行うことがポイントです。 ②メリットを受ける従業員を優先的に選定育児・介護を行っている従業員や怪我等により通勤困難な従業員など、メリットを感じやすい従業員を選定していくこともポイントです。 |
②対象業務の決定業務全体の中でテレワークできる業務の棚卸しを行います。例えば下記の業務が挙げられます。 テレワーク業務の一例
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③実施頻度の決定テレワークの実施頻度は、導入段階や導入の目的、企業の方針などに合わせて設定しましょう。 具体的な回数・期間は?導入初期段階ではテレワークに慣れるためにも「週1回」など、実施頻度を少なめに設定することをお勧めします。 また、実施期間は少なくとも3ヶ月以上を設定しましょう。なぜなら、操作になれなかったり、突発的なイベント・繁忙期に重なったりなど予定通り実施できないことがあるからです。 |
3.現状把握をすべき6つのポイント
導入範囲が決定したら、下記6項目に関して現状の把握やテレワーク実現に向けた課題の洗い出しを行いましょう。
①
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②
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③
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④
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⑤
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⑥
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4.導入計画の策定
現状把握ができたら、テレワーク導入計画の策定に移ります。計画には以下6つの項目を盛り込むようにしましょう。
盛り込む項目
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5.実施環境の整備
作成した計画に従いテレワーク実施時のルールの整備やICT環境の整備を行います。
具体的な整備内容については次回のコラムにてご紹介します。
6.説明会・テレワーク実施
テレワークを施行する前に、テレワーク実施者・実施者の上司・同僚に対して研修等の説明会を開催し導入教育を行います。
説明会に盛り込む内容は大きく3つあります。
説明会に盛り込む3つの内容
- テレワークの目的・必要性を理解する
- テレワーク時の体制について理解する
- テレワーク時のツールを操作できるようにする
試行期間終了後は、導入目的と照らし合わせた評価を行い効果と課題を明らかにし、徐々に実施日数を増やしていきましょう。
7.まとめ
テレワーク導入に必要な6つのプロセスについてご紹介しました。次回はテレワーク実施時のルールの整備(始業・就業など)ついてご紹介します。
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