高度な標的型攻撃対策サービスを中堅中小企業向けに充実 JBサービス、米国Lastline社が協業

2017年2月22日
Lastline, Inc.
JBサービス株式会社
JBCCホールディングス株式会社

JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:山田隆司)の事業会社でJBグループ(*1)のマネジメントサービス事業を担うJBサービス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三星義明、以下JBサービス)と未知の脅威や標的型攻撃対策に特化した技術・サービスを提供するLastline,Inc.(本社:米国カルフォルニア州レッドウッドシティ、CEO:Christopher Kruegel、以下 Lastline)は、両社の協業により、高度なセキュリティ対策サービスを2月より順次提供することを発表します。

近年、サイバー攻撃は多様化や巧妙化が進んでおり、攻撃対象もこれまでの大企業のみならず、中堅・中小企業も標的となっています。また、新しい攻撃パターンの出現スピードも加速しているため、セキュリティに対する高度な専門知識が無いと、サイバー攻撃への対処はますます難しくなってきています。

今回の協業では、Lastlineが独自のマルウェア検出と情報漏えい防止の技術を活用した標的型攻撃対策ソリューションを、JBサービスが運用センターSMACを活用し、中堅・中小企業のみならず多店舗・多拠点に展開する企業に提供します。
JBグループのSMACには、セキュリティに特化した運用監視センターSOC(Security Operation Center)が設置されており、日々のお客様環境の監視をするとともに、万一のアラート発生時には標的型攻撃への対応やマルウェアの分析に加えて、JBサービスの全国拠点網と連携してオンサイトでのサポートにも対応します。
また、Lastlineは、サービス開発技術者が直接JBサービスの技術員に技術支援や解析のノウハウの提供・共有をするとともに、共同セミナーなどのプロモーションもLastlineの日本法人が支援します。

JBグループでは、運用センターSMACを活用したセキュリティブランド「OPTi Secure」で提供するセキュリティ関連サービスについて、2020年度末までに37億円の売上を目指します。

【今後提供予定のサービス】

今後提供予定のサービス

  • インシデント対応支援サービス

従来の対策では検知が難しかった脅威の検知や具体的な対応方法などを案内し、お客様のインシデント対応を強力に支援します。

  • 次世代FW(ファイアウォール)連携サービス

インシデント対応サービスで検知した脅威情報をもとに、お客様が利用する次世代FWに対し、適切な対策を実施し、リアルタイムにお客様環境を保護します。

  • プロキシ連携サービス

プロキシ機器とThreat Sensor(*)を連携し、HTTP/HTTPSダウンロードを一次保留させ、安全が確認できるまでファイルのダウンロードを制限します。

  • エンドポイント連携サービス

Threat Sensorとエンドポイントに導入するセキュリティ製品を連携し、ThreatSensorで検知した悪意のあるファイルなどをエンドポイン側でブロックします。

*Threat Sensor:不正な通信やマルウェアのダウンロードをチェックする機能を持つ機器

Lastline, Inc.について  https://www.lastline.com

米国Lastline社は、多くのセキュリティ研究機関やセキュリティベンダーに利用されているバイナリファイル分析「Anubis(アヌビス)」、Webサイト脅威分析「Wepawet(ウェパウェット)」の開発者により、2011年に設立されました。設立メンバーは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校とノースイースタン大学の教授および研究者で、15年以上の研究開発成果を基に次世代サンドボックス技術を製品化し、APT(Advanced Persistent Threat)を含む標的型攻撃とゼロデイ攻撃に特化した、高検知かつ低誤検知率のマルウェア防御ソリューションを提供しており、世界で数百社の導入実績があります。

JBサービスについて   https://www.jbsvc.co.jp/

運用センターSMAC(Solution Management and Access Center)と全国のサービス拠点をベースに、IT・セキュリティに関する監視・運用・保守サービスを提供しています。近年頻発するサイバー攻撃を背景に、セキュリティ対策サービスを強化し、お客様ごとに最適なサービスを組み合わせ、安心・安全なシステム運用を支援しています。また、医療分野、3D分野にもサービスの領域を拡大し、新たなビジネスの創出にも取り組んでいます。

運用センターSMACについて(ソリューションマネジメント&アクセスセンター) https://www.jbsvc.co.jp/service_infrastructure/smac/service.html

SMAC(Solution Management and Access Center)。お客様のITインフラを24時間365日体制で支援する運用センター。SMACから各種サービスを一元的に提供することで、複雑なシステム運用の負荷軽減や人材不足の解消、情報セキュリティの維持管理などの課題を解決しています。万一のトラブルが発生した場合には、SMACと全国のサービス拠点が連携し、ITシステムの障害回復支援や保守サービスを行う体制を整えています。2015年4月より東京、大阪のSMACにSOC(*)機能を新たに追加し、近年その手口が高度化する標的型攻撃への対応や、マルウェアの分析等、セキュリティ技術を強化し、クラウド環境を利用した各種セキュリティ対策ソリューションを拡充しています。
*SOC(Security Operation Center):セキュリティに特化した運用監視センター

OPTi Secureについて  https://www.jbsvc.co.jp/products/optisecure/optisecure/optisecure.html

JBグループのSMAC(Solution Management and Access Center)を活用したセキュリティブランド。Web、ネットワーク、エンドポイント、監査というセキュリティの4領域に対し、米NIST(国立標準技術研究所)のセキュリティ標準に準拠した5ステップ(特定・防御・検知・対応・復旧)に基づき、クラウドおよびオンプレミスの双方で各種サービスを提供します。

本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

(*1)JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称。(https://www.jbcchd.co.jp/corporate/group/

【本プレスリリースに関するお問い合わせ】

◆報道関係の皆様

JBCCホールディングス株式会社 広報(松尾/村松)

Tel: 03-5714-5177  e-mail: jb_info@web.jbcc.co.jp   URL: https://www.jbcchd.co.jp/

◆お客様

JBサービス株式会社 クラウド&セキュリティ事業(平田/田中)

Tel: 03-6380-4700  e-mail: jbs_security@jbsvc.co.jp   URL: https://www.jbsvc.co.jp/

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OPTi Secure(統合セキュリティ運用サービス )について

OPTi Secure(統合セキュリティ運用サービス )について

OPTi Secureは、Web、ネットワーク、エンドポイント、監査というセキュリティの4領域に対し、米NIST(国立標準技術研究所)のセキュリティ標準に準拠した5ステップ(特定・防御・検知・対応・復旧)に基づき、クラウドおよびオンプレミスの双方で各種サービスをご提供しています。

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