医療分野におけるAIとIoTの活用② AI・IoT技術の活用事例とリスク

医療IT

AIとIoTの医療分野における活用事例

便利なAIやIoTは、医療分野では具体的にどのように活用されているのでしょうか?

AIの活用事例

Fotolia_183428482_XS.jpg■自動問診システム

患者の状態に関する質問を出して、その答えから病名を診断するシステムです。医学に関する教科書、論文、ガイドライン、ネット上の情報などの膨大なデータを総合して最も当てはまる病名を導き出します。

■画像診断システム

画像データから異常を発見する診断システムです。画像診断には経験からくる直感も必要であり、また人間だから起きる見落としも生じますが、AIによる画像診断では異常を見落とすことはなく、また過去の膨大な診断画像から医師の直感も働かないような小さな異常も発見します。

■複数の患者情報からの診断システム

患者の症状の診断にMRI、CT、レントゲン、超音波、病理組織などの画像診断を行い、そのほかにバイタルデータやカルテの情報などに加えて最新の医学情報などから総合的に診断するシステムです。人間であり忙しい医師にとって、日進月歩する最新の医療知識をすべて吸収することは不可能ですが、AIによる診断システムでは新しい医学情報も加えた判断ができます。

IoTの活用事例

医療分野におけるIoTの活用

■排尿と体温測定を自動化する機器

尿や体温のデータをリアルタイムに送信するIoTで、送信されたデータが分析され、隠れた病気の発見や早期の治療開始に役立ちます。

■服薬エラーを防止する機器

薬の飲み忘れや薬の過剰摂取などの服薬エラーを防止するIoTで、飲み忘れや飲み過ぎなどが起きると利用者に音声やランプで警告をだすとともに同時に担当看護師に警告をします。

■専門家が遠隔地から診断できる機器

患者の状態を眼鏡のカメラから映像を送信して遠隔地から診断を実現するIoTで、文字で起きるミスコミュニケーションを軽減できるほか、患者が専門医による再診の必要性をなくせるメリットもあります。

AIとIoTの活用の裏に潜むリスクとは

総務省は2017年10月に「IoTセキュリティ総合対策」を公表しました。そこで、セキュリティは「部分最適ではなく、システム全体を見渡した全体最適を実現する観点から総合的な対策を講じていく必要がある」と述べています。

AIやIoTは、生活を豊かに便利にし、医療分野においても医療提供側や患者側に多くのメリットをもたらします。しかし、その半面でインターネットに接続したAIやIoTには必ずセキュリティに関するリスクが生じます。なぜなら、インターネットは悪意のある者も自由に利用できるからです。悪意のある人間がいるかもしれないのに家に鍵をつけないと泥棒に簡単に侵入されるようにセキュリティに十分に配慮しなければなりません。AIやIoTなど便利な面だけにとらわれてセキュリティ対策を怠ると患者の個人情報の漏洩や機器を誤動作させられるなどリスクが生じます。特にインターネットに接続される機器が増加するほどリスクが高くなるのでセキュリティ対策の重要性が高まります。

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