<iframe src="https://www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-MZLZR25" height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe>

DX推進指標とは? DX推進の課題と成功のポイント 

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちを取り巻く環境は一変、デジタル化による組織やビジネスモデルの変革=DX(デジタルトランスフォーメーション)は、企業にとって最優先事項になっています。しかし、多くの企業が何らかの取り組みを開始しているものの、成果を出すことは容易ではなく、苦戦を強いられています。

そこで今回はDXにおける企業の課題と成功のポイント、DX実現に欠かせない指標(KPI)についてご紹介します。

DX化を阻む主な課題と成功のポイント

具体的なビジョンが示されていない

DXは単にシステムを刷新したり、業務をデジタル化すればよいというものではなりません。(参考:デジタライゼーション とDX の違い

デジタル技術を活用して、どんな価値を創出するのか、会社をどのように変革・発展させたいのか、というビジョンが重要です。しかし、ビジョンが無いままAIやRPAなどのツールの導入が目的化してしまい、PoC(Proof of Concept:概念実証)は実施してもビジネスモデルの変革につながっていないという企業が多いといわれてます。

またDXにはこれまでの仕事の仕方や企業文化の変革も必要になるため、抵抗勢力の反対に合うことも考えられますが、これを排除しビジョンを達成するには、経営トップの強いリーダーシップが必要です。

昨今、新型コロナウィルス対策について、国民の行動変容を求める各国のリーダーの発言が注目されていますが、企業のDX推進においても、経営トップが従業員の心に響くような夢のあるビジョンとそれに向けた具体的な道筋を、熱意をもって伝えることが重要だと考えます。

複雑化したシステムの維持・運用

dx-it_07.jpgDXの実現には、ビジネスにかかわるさまざまなデータの収集・蓄積・分析が必要となり、そのためには柔軟なIT環境が求められます。

しかし日本の多くの企業では、長年縦割りの組織の中で短期的な視点でシステム開発・改修を繰り返した結果、各システムがサイロ化・ブラックボックス化し、保守・運用費が大きな負担(=技術的負債)になっています。経済産業省のレポートによると、企業のIT予算の9割以上が老朽化したシステムの維持管理費に充てられており、戦略的なIT投資に資金・人材を振り向けられていないことが、DX推進の足かせになっていると指摘しています。

この負債を解消し、DXにつなげるためには、現状のITシステムを分析・評価し、仕分けを実施しながら、戦略的なシステム刷新を推進することが必要です。

出典:経済産業省「デジタルトランスフォーメーション に向けた課題の検討」を参考に作成

機能ごとに右の4象限(案)で評価し、 今後のシステム再構築をプランニングする

A:頻繁に変更が発生する機能は クラウド上で再構築

B:変更されたり、新たに必要な機能は 適宜クラウドへ追加

C:肥大化したシステムの中に不要な機能 があれば廃棄

D:あまり更新が発生しない機能は 塩漬け

dx-it_04.jpg

DXを推進する人材がいない

DXはIT部門だけが担当すればよいというものではありません。クラウドやAI、RPAなどの最新デジタル技術を理解しながら、自社にそれらをどう生かしていくか、各部門関係者を巻き込んでビジネスをデザインできる人材が必要です。しかし、DXを推進するための人材育成の必要性は認識されているものの、実際にどのようなスキルを持った人材が必要かを定義し、具体的な育成プランを立てている企業は少ないでしょう。

スムーズな人材確保の方法として、アウトソーシングの活用も検討するとよいでしょう。プロジェクトや業務ごとに専門知識を持った人材の協力を得ることも有効です。中長期的な視線を持ちながら、アウトソーシングと自社の人材をうまく使い分けることが重要です。

DX実現に欠かせない「DX推進指標」とは?

自社のDX推進レベルをチェック

経済産業省は、DX推進の進捗状況を自社で客観的に診断できるようにするため、「DX推進指標」とそのガイダンス」を公開しています。DX推進指標とは、DXによって経営改革が行われた際の結果を測定するためのKPI(Key Performance Indicator)です。

「自社のDXが現在どの程度の『成熟度』に到達しているのか」が把握できていなければ、自社のこれまでの取り組みが正しかったのか、今後どのようにDX推進に取り組むべきかが判断できません。

「DX推進指標」は、各企業が簡易な自己診断を行うためのもので、経営幹部や事業部門、DX部門、IT部門などの関係者の間で現状や課題に対する認識を共有し、次のアクションにつなげる気付きの機会を提供することを目的としています。

『DX推進指標』は以下の2つに分類されており、それぞれに対し、定量、定性指標について35もの項目が紐づけられています。

  • DX推進のための経営のあり方、また仕組みに関するもの
     (「DX推進の枠組み」(定性指標)、「DX推進の取組状況」(定量指標))
  • DX実現のために基盤となるITシステム構築に関するもの 
    (「ITシステム構築の枠組み」(定性指標)、「ITシステム構築の取組状況」(定量指標))

出典:経済産業省「DX推進指標」

DX推進指標 自己診断結果入力サイト

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、DX推進指標に対し、各企業の自己診断結果を収集・分析することを目的に「DX推進指標自己診断結果入力サイト」を公開しています。

DX推進指標の自己診断結果を入力すると、0から5まで、6段階のレベルに判定され、自社の全国・業界内での位置付けや、DX先行企業との比較が可能な分析結果が提供されます。

ぜひ自社のDX推進の成熟度レベルをチェックしてみてください。

出典:IPA「DX推進指標における成熟度レベルの基本的な考え方」を元に作成

成熟度レベル 特性
レベル0 『未着手』 経営者は無関心か、関心があっても具体的な取り組みに至っていない
レベル1 『一部での散発的実施』 全社戦略が明確でない中、部門単位での試行・実施にとどまっている
(例)PoCの実施において、トップの号令があったとしても、全社的な仕組みがない場合は、ただ単に失敗を繰り返すだけになってしまい、失敗から学ぶことができなくなる。
レベル2 『一部での戦略的実施』 全社戦略に基づく一部の部門での推進
レベル3 『全社戦略に基づく部門横断的推進』 全社戦略に基づく部門横断的推進
全社的な取り組みとなっていることが望ましいが、必ずしも全社で画一的な仕組みとすることを指しているわけではなく、仕組みが明確化され部門横断的に実践されていることを指す。
レベル4 『全社戦略に基づく持続的実施』 定量的な指標などによる持続的な実施
持続的な実施には、同じ組織、やり方を定着させていくということ以外に、判断が誤っていた場合に積極的に組織、やり方を変えることで、継続的に改善していくということも含まれる。
レベル5 『グローバル市場におけるデジタル企業』 デジタル企業として、グローバル競争を勝ち抜くことのできるレベル
レベル4における特性を満たした上で、グローバル市場でも存在感を発揮し、競争上の優位性を確立している。

まとめ

今回は、DXにおける企業の課題と成功のポイント、DX実現に欠かせない指標(KPI)についてご紹介しました。JBサービスでは、お客様のデジタルトランスフォーメーションの支援に積極的に取り組んでいます。AIやIoT,クラウドなどのデジタル技術を活用した新しいビジネスモデルのヒントやアイディアについて相談したい、DXについてディスカッションしたい、DXを推進するためにノンコア業務をアウトソーシングしたいなど、ぜひお気軽にご相談ください。

関連サービス
AIチャットボットサービス(標準サービス)

AIチャットボットサービス(標準サービス)

JBサービスでは、AI認定技術者がこれまでに培った豊富なヘルプデスクの運用経験や社内やお客様に導入したAIチャットボットの知見を総合して、お客様のAIヘルプデスク構築を成功に導きます。また運用負荷の高い維持・メンテナンス作業を代行するとともに、分析結果から問合せ精度向上のための助言・サポート・課題解決の提案を行います。JBサービス(JBS)は企業の情報セキュリティ対策・ITシステム運用をご提供いたします

詳しく »