Microsoft Teamsでブレークアウトルームを使う方法とは?他社との比較も紹介
更新日 : 2024年04月25日
1.ブレークアウトルームとは?
ブレークアウトルームとは、会議参加者を小部屋に割り振けグループディスカッションをバーチャルで実現する機能です。 例えば10人で行っている会議の場合、1人は司会進行役、参加者を3人ずつの3チームに分け、下記のような流れでディスカッションを行えます。 【例】ブレークアウトルームを活用した会議の流れ
|
2.役割ごとにできること・できないこと
開催者ができること
|
参加者ができること・できないこと
出来ないこと
|
【動画で解説】ブレークアウトルームの作成方法、実際の動きをご紹介
Microsoft Teamsでブレークアウトルームの設定方法から利用方法を動画でまとめて紹介しています。約4分の動画にまとめていますので、実際の挙動を確認されたいという方はぜひご覧ください。 |
3.ブレークアウトルームの設定方法
日本マイクロソフト社のWindows Blogsに「Microsoft Teams「ブレークアウトルーム」操作マニュアル」が掲載されていましたので、これを基に作成しました。 マニュアルを見ながらであればスムーズに設定できるかと思いますが、設定する上で気になった点をご紹介します。今後、ブレークアウトルームを利用されたい方はご一読下さい。 |
1.事前準備
参加者・開催者ともに、下記2点を確認しましょう。
|
2.設定方法
1.
|
2.
|
3.
|
4.
|
5.
|
6.
|
3.ブレークアウトルーム開催中にできること
1.
|
2.
|
3.
|
4.
|
4.Zoom・Google Meetingとの比較
ブレークアウトルーム機能をもつWeb会議システムで、利用条件や機能についてまとめてみました。(2023年7月時点の情報です)
ライセンス | 分割可能なルーム数 | 割り振り方法 | 時間制限 | 終了 | メッセージ | 録音 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Microsoft Teams |
開催者は必要※1 |
50 |
自動・手動 |
○ |
10秒猶予あり |
○ |
○ |
Zoom |
40分以内であれば無料版も可能 |
50 |
自動・手動・事前設定 |
○ |
60秒猶予あり |
○ |
○ |
Google Meeting |
利用可能なライセンスに条件あり※2 |
100 |
自動・手動 |
○ |
30秒猶予あり |
終了時メインセッションへ戻るメッセージ |
× |
※1:Microsoft Teams
※2:Google Meetでブレークアウトセッションを使用(2023年7月時点の「Google Meet でブレイクアウト セッションを使用する」を引用)
|
5.まとめ
Microsoft Teamsで追加されたブレークアウトルームの利用方法とZoomやGoogle Meetとの比較をご紹介しました。Web会議ごとに、おすすめしたい組織をまとめてみました。 |
Microsoft Teamsを
|
Zoomを
|
Google Meetを
|
Microsoft Teamsを既に利用している組織においては、わざわざZoomなどのアプリケーションを追加で開く必要もありません。試しに利用してみてはいかがでしょうか。 これからMicrosoft Teamsを導入したい、Microsoft 365を導入したいとお悩みの方は、ぜひJBサービスへご相談下さい! |
- Teamsのブレークアウトルームは事前に割り振りできる
いいえ。Teams会議参加後に手動設定での対応となります。設定方法はこちらをご覧ください。
- 組織外のメンバーともMicrosoft Teamsでブレイクアウトルームを利用可能でしょうか?
はい。Teams会議に招待された外部ユーザーは利用可能です。役割ごとのできること、できないことはこちらをご覧ください。
- Microsoft Teamsのブレイクアウトルームで、開始時間を設定できますか?
いいえ。手動での開始となります。