テレワークでサテライトオフィスを活用するメリット・デメリット
更新日 : 2021年04月16日
テレワークの導入により、サテライトオフィスの設置を検討している企業が増加しています。 限られた時間の有効活用や業務の効率化など、サテライトオフィスには従業員にとってさまざまなメリットがありますが、管理するうえでのデメリットも存在します。 この記事では、サテライトオフィスの基本とメリット、課題解決の方法などについてご紹介します。 |
目次 |
テレワークの種類
テレワークとは、情報通信技術を活用して本来の拠点から離れた場所や時間で働くことを指します。 就業にあたって本来の勤務地までの通勤をともなわなくなることで、企業や従業員にもさまざまなメリットをもたらします。 |
勤務場所での分類
勤務場所を分類すると、「在宅勤務」「モバイルワーク(モバイル勤務)」「サテライトオフィス」の3つに分けられます。 在宅勤務
モバイルワーク(モバイル勤務)
サテライトオフィス勤務
|
サテライトオフィスとは
ここでは、前項目の3つめにご紹介したサテライトオフィスについてもう少し詳しく見ていきましょう。 サテライトオフィスの種類
支社や営業所との違いは
サテライトオフィスには、所属している企業の支社や営業所も含まれる場合があります。 ただしサテライトオフィスとして利用される場合は、その支社や営業所に所属する人以外も働くことがあり、その地域に関する業務以外の仕事も行うという点で異なります。 |
サテライトオフィスの種類
サテライトオフィスを設置する地域で分類すると、以下の3つに分けられます。
都市型サテライトオフィス
主に大都市圏の中心部に置かれるサテライトオフィスです。 外出中や営業先からの帰宅時など、空いた時間に多くのスタッフが活用でき、効率的に時間を使えます。 郊外型サテライトオフィス
都市部から離れた郊外に設置するオフィスで、ベッドタウンなど都市郊外から都市部に通勤する従業員に向けた施設です。 従業員の住む地域にもよりますが、勤務先よりも居住地の近くに設けられるケースが多々あります。 この場合は通勤時間を短縮できるため、業務を効率化できます。また就業規則によりますが、通勤時間が浮いた分を育児や介護といったプライベートに充てることも可能です。 地方型サテライトオフィス
都市や都市郊外と異なり、自然豊かな環境など都市ではない場所に設置されるオフィスです。 生まれ故郷に移住する「Uターン」や憧れの土地に移住する「Iターン」を行いたい場合、現在の職を辞し転職しなければならないケースが多くあります。 しかし、地方型サテライトオフィスをうまく活用できれば、現職から離れることなく地方へUターン・Iターンできます。また管理者側にとっては、地方型サテライトオフィスの賃料が都市部と比べると安いこともメリットです。 |
サテライトオフィスを利用するメリット
サテライトオフィスは、在宅勤務やモバイルワークとは少し異なるメリットを持っています。 移動時間の有効活用
BCP対策としてのリスク分散
生産性向上
人材確保
|
サテライトオフィスのデメリット
サテライトオフィスのデメリットは、設置コストがかかることです。 また下記のようなテレワークに共通する課題が、サテライトオフィスにも当てはまります。 コミュニケーション不足
コミュニケーション不足におすすめ
セキュリティインシデントのリスクはある
セキュリティ教育におすすめ
テレワーク・サテライトオフィスで働く人を狙ったサイバー攻撃も
エンドポイントセキュリティ対策にお勧め
|
まとめ
今回は、サテライトオフィスの基本と、注意すべきセキュリティ関連の事項をご紹介しました。
企業のリスク分散や従業員の作業環境改善のために、サテライトオフィスの設置を考えることも一案でしょう。 サテライトオフィスやテレワークの活用に関するサービスは、下記の関連サービスからご覧いただけます。 |